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ammo.jsの更新

イントロダクション

PlayCanvasはammo.jsの最新バージョンのサポートを追加しました。

新しいバージョンには多くの利点があります。

  • 基礎となるBullet APIが追加で公開されました。
  • ammo.js wasmモジュールのサポートが追加されました。
  • wasmバージョンがより小さく、より高速に動作するようになりました。

既存のプロジェクト

wasmモジュールの導入前に作成されたプロジェクトは、デフォルトでammo.jsのレガシーバージョンを使用し続けます。プロジェクトの所有者次第が希望すれば、物理システムをammo.jsの最新バージョンに移行することができます。

プロジェクトがammo.jsの旧バージョンを使用しているかどうかを確認するには、シーン設定パネルに移動します。

Physics Legacy Settings

「物理を有効にする」と表示されない場合、新規のプロジェクトのため、ammo.jsの従来の組み込みバージョンを使用することができません。  

「物理を有効にする」にチェックを付けると、ビルド時にammo.jsの旧バージョンがプロジェクトに追加されます。

マイグレーション

ammo.jsの最新バージョンを使用するには、「物理を有効にする」を無効にし、「ammoのインポート」をクリックします。PlayCanvasが提供するammo.jsの最新バージョンがアセットパネルにインポートされます。

ammo.jsの更新によってプロジェクトに問題が発生する場合は、古いバージョンに戻す必要があります。そのためには、プロジェクトのammo.jsモジュールを削除(または無効化)し、物理チェックボックスを再度有効にします。

備考

プロジェクトには、古い物理を含める(「物理を有効にする」チェックボックスで)か、プロジェクトにammo.jsモジュールを直接含める必要がありますが。しかし、両方を同時に含めることはできません!